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楽しめながら不動産の知識を学べる!イエジンおすすめの漫画「正直不動産」をご紹介!

漫画はただエンターテインメントとして楽しめるだけでなく、扱っている題材によっては職業を深く理解するツールとしても利用ができます。漫画であれば、なかなか理解しづらい不動産の知識についても、スッと頭に入ってくるかもしれません。とはいえ、複雑な知識が求められる不動産を題材として扱っている漫画があるのか、疑問に思う方もいるでしょう。そんな方にご紹介したい漫画が、「正直不動産」です。

「正直不動産」ってどんな漫画?

「正直不動産」(大谷アキラ/小学館)は、不動産会社の営業マンである永瀬財地を主人公とした漫画です。原作者は、詐欺師が詐欺師をだますという画期的な設定が人気を集め、実写化もされた「クロサギ」の夏原武。さまざまな詐欺の手段を描いた「クロサギ」同様、「正直不動産」も不動産会社のあくどい手段を徹底的に描いた作品として、注目を集めています。

主人公は大嘘つきの敏腕営業マン

漫画冒頭、港区の高層マンションで美女と一夜を明かし、勝ち誇った顔で階下を見下ろす男・永瀬。数多くの契約を取り続け、営業のエースとして活躍してきた彼は、常に自信に満ちあふれています。永瀬の武器は「千三つ」と呼ばれるほどの多彩な「嘘」。不動産業は、「営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしない」のが非常に重要とされる世界です。

ちゅうちょなく巧みな嘘をつき、客をだますことに少しの葛藤も生じない永瀬が、勤務する登坂不動産でエースとなるのはごく自然なことだったのでしょう。カスタマーファーストを信条とし、永瀬のやり方に疑問を抱く新入社員・月下咲良に対しても、「俺たちはボランティアではなくビジネスをしている」「不動産は嘘をついてなんぼのいかれた世界」と、嬉々として語るのが、永瀬という人物でした。

石碑を破壊したことで永瀬が「正直者」に

自分の成功のため、目的のためなら手段を選ばない永瀬でしたが、更地にする予定の土地にあった石碑を壊したことで、思いもよらぬ変化が起こります。石碑を破壊した呪いによって、思ったことをすべて口にしてしまう、「正直者」になってしまったのです。

永瀬は変化に戸惑い、商談中など何とかして嘘をつこうとしますが、口から出るのは常に本当の言葉。永瀬はこれまでの最大の武器だった嘘を失った状態で、さまざまな事態に対処していかなければならなくなります。

ここまでが、「正直不動産」の主なあらすじです。

不動産初心者でも問題なし!イエジンが抱いた「正直不動産」の感想

多くの人が分かっていそうで分かっていなかった不動産業界の闇を、分かりやすくはっきり描いている漫画、というのがイエジンの「正直不動産」に抱いた印象です。石碑を壊した呪いで嘘がつけなくなるというのは荒唐無稽な設定のように思えますが、メインは呪いではなく不動産業界の闇であるため、イエジンとしては特に気にならず漫画の世界観にグイグイ引き込まれていきました。

不動産知識が身につきやすいストーリー

作中では不動産に関するさまざまな知識が登場しますが、新人の咲良に永瀬が教える形で分かりやすく紹介がされていくため、読んでいる側も教わっている気分になります。

もちろん、この漫画だけで不動産知識を完璧に取得するのは難しいでしょう。とはいえ、不動産初心者の方でもなんとなくのイメージはつかめるのではないでしょうか。不動産についての知識を得るきっかけを求めているなら、「正直不動産」はまさにうってつけの漫画といえそうです。

業界人はあるあるネタを、不動産初心者には新鮮な発見を提供

「正直不動産」は不動産業界に生きる人でも、普段不動産とほとんど関わりがない人でも楽しめる漫画だとイエジンは感じました。

既にご紹介した通り、「正直不動産」は実際の不動産会社が絶対に公表できないような闇をありありと描いている漫画です。そのため、業界人からすると「あるある」と感じるネタがちりばめられており、1巻の中だけでも共感できるポイントが多々見られるでしょう。

一方で、不動産初心者の人が読めば「そうなの!?」と驚く内容になっているのは間違いなし。これまで特に何も疑わずに信じていた不動産会社からの提案も、これからは疑ってみようと思うようになるかもしれません。新鮮な発見によって、これまでとは違った視線で不動産会社と関われるという点は、「正直不動産」の良さだとイエジンは考えます。

漫画としての良さもしっかり備えている!

「正直不動産」は不動産業界の知識を得るハウツー本として十分有効ですが、漫画としての面白さもしっかり備えています。目的のためなら手段を選ばない主人公が地位を失い、今度は違ったアプローチで再び頂点を目指す姿は、王道をしっかり踏まえており、読んでいる側を熱くさせること間違いなしです。

主人公の永瀬を見ても、一見すると嫌な男ではありますが、愚痴をこぼしながらも新人の咲良の手助けをしてやったり、彼も結局は組織の中でもがく人間だったりと、100%嫌な人間として描かれていないのがポイント。嘘という武器を奪われた永瀬が、嘘をついてなんぼの不動産業界でどう生き残っていくのか、先が気になる展開も「正直不動産」が持つ漫画的な楽しみといえるでしょう。

イエジンは胸を張って「正直不動産」をおすすめします!

不動産に少しでも興味を持っているのであれば、「正直不動産」は読んでおくべき漫画であると、イエジンは胸を張って断言できます。作中にはさまざまな「実際に使える」不動産知識がちりばめられており、ハウツー本を読むだけでは教えてくれないような知識を得ることも可能です。

また、前述したように、漫画らしいエンターテインメント性が込められているのも「正直不動産」の特徴といえます。「石碑を壊して呪いをかけられる」という要素を除けば非常にリアリティーに満ちたストーリーとなっており、登場人物の思考に関しても「実際にこういう考えの人はいそう」という印象を抱くはず。そうした人物たちが繰り広げるドラマは、一度はまれば先が気になって仕方なくなるのは確実です。

まとめ

現在「正直不動産」は5巻まで刊行されています。「不動産はボランティアではなくビジネス」と豪語していた永瀬がどう変化し栄光を取り戻していくのか、その歩みから目が離せなくなっている読者は増加中です。これを読んで「正直不動産」が気になった方は、ぜひ一度1巻から手に取ってみてください!

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