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【心構え】マンション売却時に感じるストレスを知っておけば怖くない!

「家族の協力を得られず、売却にあたり大きなストレスを抱えてしまった」
「売却がうまくいかないことが原因で夫婦喧嘩を頻繁にするようになった」

など、マンション売却でストレスを感じる方は少なくありません。

ストレスが大きいと、疑心暗鬼になったり自己嫌悪感に苛まれ、家族や業者と信頼関係を築けなくなります。

家族や業者との信頼関係を築けないと、良い条件で売ることは難しくなるでしょう。

一方、売却時に感じるストレスを抑制できれば、周囲や業者と信頼関係を構築でき良い結果が期待できます。

本記事では、以下5通りの売却時によくあるストレスの原因と対処法について紹介しています。

  1. 内覧者や購入希望者に対するストレスと対処法
  2. 自分の家族に対するストレスと対処法
  3. 自分自身へのストレスと対処法
  4. ライバルに対するストレスと対処法
  5. 不動産業者に対するストレスと対処法

この記事を読めば、ストレスの原因を先回りして対処ができるため、良い売却ができるようになります。

これから売却を検討している方は、ぜひご覧ください。

内覧者や購入希望者に対するストレスと対処法


「値切り」や「内覧」など、中古市場ではあたりまえのことが、ストレスの原因になることがあります。

なぜ、値切りや内覧が行われるのか、どうすればストレスを緩和できるのかを、事前に知っておくだけで気分も結果も違うものです。

ストレスの原因と対処法を知らなければ、売却チャンスを失い、いつまでも高い維持費を支払い続けることになります。

以下は、内覧者や購入希望者に対する、よくあるストレス原因と対処法3点です。

  1. 絶対に値切られるので、それ込みで売却額を決めよう
  2. 見られたくないところを見せるストレス
  3. 色んな質問に対するストレス

内容について、確認していきましょう。

絶対に値切られるので、それ込みで売却額を決めよう

値切り交渉にストレスを感じる売主は少なくありません

中古マンションの売買現場では、値切りがあるのが一般的です。

買主は「少しでも安く買いたい」と考えているため、当然のことと言えます。

値切り交渉はタダですし、失敗しても損することはありません。

成功すれば安くなるなど、買主にはメリットしかないものです。

値切りによって100万円以上安くなることも、珍しいことではありません。

特に、売り出し開始から1ヶ月〜2ヶ月が経つと、売主が焦り始めるため、買主の値切り交渉は積極的になります。

値切りのストレスを緩和させるには、以下の3つの対策が有効です。

  1. 値切りがあることを前提に考える
  2. 値下げ額を上乗せしておく
  3. 値下げラインを決めておく

まず、100%値切り交渉があることを想定しておきましょう。

「絶対に値切りがある」と意識しておけば、実際に交渉をされてもストレスは感じにくいものです。

また、売りたい価格で売り出すのではなく、少し高い金額で売り出すようにしましょう。

値下げ額を上乗せしておけば、値切りに応じても希望金額で売ることができます。

不動産会社とも「●●万円までは値下げ可能。それ以上は断る」など、値下げの許容ラインを共有しておくようにしてください。

中古市場は値切られることを前提に、それ込みで売却額を決めることで売買が上手くいき、ストレスも緩和できます。

見られたくないところを見せるストレス

マンション内覧時に、見られたくないところを見せることでストレスを感じる人も多いです。

寝室や浴室、収納スペースの中など、内覧では他人に隅々までチェックされます。

しかし、中古マンション売買において、内覧は非常に重要な役割です。

内覧で好印象を与えることができないと、売買が成立することはありません

買主側からすると、中古といえども数千万円の高い買い物です。

隅々までチェックをして納得のいく物件でないと決断はできません。

ストレスに感じるかもしれませんが「内覧は早く・高く売るために不可欠なもの」と割り切ってください。

「寝室はちょっと…」「クローゼットの中は荷物が一杯なので…」など、内覧できる場所を制限していては、売れるものも売れないでしょう。

すべてをチェックできなければ、買主は購入判断ができない上に、不信感を持つ可能性があります。

内覧ですべてを見られてもいいように、清掃・片付けを徹底してください。

荷物が多い場合は、近くのトランクルームを活用して、一時的に荷物を保管しましょう

内覧の良し悪しで、早く・高く売れるか変わります。

内覧の重要性を理解し、隅々まで見せられるように準備をすることが大事です。

色んな質問に対するストレス

買主からの細かい質問に対して、ストレスを感じる売主も多いです。

交渉や内覧をしていると「そんなことまで聞かなくても…」と、面倒に感じる質問がたくさんあります。

しかし、買主からすれば、マンションは高額な買い物で大事な家族が生活をしていくため、細かい質問が出るのは仕方がないことです。

売主を困らせるために質問しているのではなく、前向きだからこそ質問しているということを理解しておきましょう

たくさんの細かい質問があることを前提としておけば、イライラせずに済みます。

自分の家族に対するストレスと対処法


マンション売却がうまくいかない場合や準備が大変な時は、家族に対してもストレスを感じてしまいます

どのようなケースでストレスを感じるのかを知ることで、抑制することが可能です。

マンション売却には家族の協力が必要であり、一致団結しないと良い結果は得られません。

家族へのストレスを回避するためにも、以下3つのストレス原因や対処法について、確認していきましょう。

  1. 内覧時の予定調整のストレス
  2. うまくいかない時のケンカ
  3. 家族の協力がない場合、売却はストレスの塊

内覧時の予定調整のストレス

内覧時に予定調整のストレスを抱えるケースも多いです。

内覧が活況を迎えるのは土日になります。

そのためしばらくの間、土日の旅行や外出は控えざるを得ません。

事前の予約がなかったとしても、突然、内覧を希望する問い合わせが入ってきます。

家族に説明し、予定調整のストレスを緩和できるようにしましょう

また、小さなお子様がいる場合は、内覧は奥様、子供の相手を旦那様というように役割分担をすることをおすすめします。

家族で安心して出かけられるように、家族全員で協力をして少しでも早くマンションを売却できるようにしましょう。

うまくいかない時のケンカ

マンション売買がうまく進まないと、夫婦でケンカになるケースもあります。

「俺は〇〇した方がいいと言ったよね!」「私があれほど▲▲はやめた方がいいと言ったのに!」など、うまくいかないと、売れない原因をお互いのせいにしがちです。

焦りからネガティブな考え方になり、家族間で原因を求めるようになっては、売れるものも売れません。

うまくいかない時こそ冷静に原因と対策を考え、協力し合うことが大切です。

家族は仲間であることを認識し、売却を成功させるために建設的な話し合いをしましょう。

うまくいかない時は、家族や不動産会社と十分に話し合う時間を確保してください

家族の協力ない場合、売却はストレスの塊

マンション売却にあたり、家族の協力を得られない場合は、相当なストレスを抱えることになります

マンションを売却する際は、以下のように決断の連続です。

  • ハウスクリーニングをするか/しないか
  • トランクルームを借りるか/借りないか
  • どの不動産会社に依頼をするか
  • 売却金額はいくらにするか
  • 内覧対応は誰がするか など

自分1人で決断、対応するのは無理があります。

また、家族の協力がないと、予定調整も難航するでしょう。

マンション売却成功には、家族の協力が不可欠です。

家族で時間をかけて話し合い、マンション売却の役割分担をして協力し合うようにしましょう。

多くの人にとって、マンション売却は人生で初めての出来事です。

1人で進めることでストレスを感じ、準備・対応が雑になり売却チャンスを逃す可能性もあります。

家族の協力がない場合、売却はストレスの塊になるため、家族の協力をとりつけることが大事です。

自分自身へのストレスと対処法


マンション売却をしていると、自分自身が原因でストレスを感じることも少なくありません。

自分がストレスの原因になると、自信を失い、前向きに取り組むことが難しくなるでしょう。

悪循環に陥ってしまい、売却チャンスを逃すことになります。

以下は、自分自身への2つのストレスと対処法です。

  1. 自分を責めてしまうストレス
  2. 家事や仕事との両立がうまくいかない

1つずつ、確認していきましょう。

自分を責めてしまうストレス

マンション売却が決まらない期間が長くなると「自分に問題があるのでは?」と、自分を責めてしまうケースがあります。

自分に原因を作り責めてしまうと、考え方がすべてネガティブになり、何事もうまくいきません。

売却が決まらない理由を見誤り、適切な対応ができなくなる可能性もあります。

自分を責めても良いことはありません。

マンションは大きな買い物であるため、すぐに成約が決まると思わないことです。

一般的に、売買が成立するまでに3ヶ月〜6ヶ月かかり、場合によっては1年以上売れないこともあります。

「マンション売却には時間がかかる」ということを前提とし、焦らないことが大切です。

家事や仕事との両立がうまくいかない

周囲にマンション売却を成功させた人がいたり、ネットで成功体験談ばかりを見ていると「売却が決まらないのは自分の要領が悪いのでは?」と、自己嫌悪に苛まれるケースがあります。

しかし、自分を責める必要はありません。

早期売却や高値売却に成功している人は、見えないところで努力をしていたり、大変なことを表に出していないだけです。

もしくは、ただ運が良くて早く売れただけの可能性もあります。

決してあなたの要領が悪いわけではないため、ネガティブに考えすぎないようにしてください

家事や仕事との両立が難しい場合は、家族と話し合い役割分担について考え直しましょう。

または、不動産会社に相談するようにしてください。

ライバルに対するストレスと対処法


ライバルに対するストレスも気をつけましょう。

ライバル物件の動向によって、売却チャンスを逃したり、値下げせざるを得なくなるためです。

次の2つのライバルに対するストレスと対処法について、見ていきましょう。

  1. 近いマンションで同じような価格で売り出される
  2. 内覧者が比較していることを交渉してくる

近いマンションで同じような価格で売り出される

「内覧者が購入しそうになったら、同じマンションや近くのマンションで似たような物件が出て、そちらを購入してしまった…。」

購入意欲が高い内覧者をライバルに取られたら、相当なストレスです。

しかし、日々多くの物件が売りに出される中古市場において、このようなケースは珍しいことではありません。

いつ新たなライバルが出現するかわからないので、常にライバルの状況をチェックしておく必要があります。

相場より安く売り出していても、ライバルがさらに安くしたら、優位性を保つことはできません。

「新たな物件は出ていないか?」「価格変更になった物件はないか?」常にアンテナを張って情報収集するようにしてください。

内覧者が比較していることを交渉してくる

買主が、他の物件と比較していることを材料に交渉してくることはよくあります。

買主側としては「少しでも安く買いたい」「より良い条件の物件を買いたい」と考えるため、比較交渉をすることは当然のことです。

売主側としては回答を面倒と思わず、他の物件との違いや特徴を整理して説明することが大切になります。

また、このような比較交渉をしてくる場合は値下げを求めてくることが大半です。

元々、値下げを想定して価格を高くしている場合はいいですが、そうでない場合は値下げに応じないようにしましょう

買主が他物件との比較交渉をしてきたら、イラ立ったり焦ったりせず、冷静に対応することが大事です。

不動産業者に対するストレスと対処法


不動産業者の対応や担当者との相性が原因で、ストレスを感じることがあります

不動産業者や担当者にストレスを感じる関係性では、売却活動をしても良い結果は期待できません。

ストレスがない、良好な関係を築くことができれば、良い条件で売却ができるでしょう。

以下は、不動産業者に対する3つのストレスと対処法です。

  1. 内覧者は連れてくるのに購入が決まらない
  2. そもそも内覧者が来ない
  3. 担当者と性格や考え方が合わない

それぞれの内容について、確かめていきましょう。

内覧者は連れてくるのに購入が決まらない

内覧者は多いのに、まったく買い手が決まらない場合は、不動産業者に対してストレスを感じてしまいます

「購入意欲が低い人を「とりあえず」で案内しているのではないか?」と疑ってしまうためです。

確かに、内覧者を多く集めて、仕事をしている感をアピールする業者もあります。

内覧者の数を追っても意味がないため、業者には「購入意欲が高い人」を連れてくるように伝えておきましょう

そういう要望を伝えることができ、対処してくれる業者を選ぶべきです。

そうでなければ、業者に不信感を抱き、良い関係性を維持することが難しくなります。

信頼できる不動産業者を選び、事前に考えを共有することで、ストレスを回避することが可能です。

そもそも内覧者が来ない

契約時には良いことを言っていたのに、内覧者がまったく来ない場合は「物件の囲い込み」が目的になっている可能性があります。

つまり、すぐには力を入れて販売するつもりがないということです。

不動産業者と契約をする際は、どのような集客方法を行うのかしっかりと確認をしておきましょう。

担当者と性格や考え方が合わない

不動産業者の担当者と考え方が合わないことが原因で、ストレスを感じることもあります

たとえば、売主は「できるだけ高く売りたい」と考えていても、担当者が「価格を安くして早く売りたい」と考えている場合です。

このような場合、売主の意見が通ったとしても、担当者は乗り気でなく、積極的な売却活動をしない可能性があります。

売却価格だけでなく、内覧の仕方やプロモーション方法、値下げ額や顧客対応方法など、担当者と考え方が合わない場合は、うまく歯車が噛み合いません。

一貫性のない売却活動となり、検討者に対して効果的なアプローチができなくなるでしょう。

また、売主と担当者で信頼関係が築けず、連絡や打ち合わせなど、さまざまな部分に弊害が出てしまいます。

「この人なら考え方が合うし、強力なパートナーになりそう」という人がいる不動産業者を探しましょう。

イエウールは大手不動産や地域密着型の優良不動産会社など1600社以上に対応しており、査定金額を最大6社と比較することができるので、自分に合った最適な査定価格を提案してくれます。

クレームが多い悪徳な不動産会社はイエウールが契約解除するため、登録されている不動産会社は優良なので安心して査定を依頼することができますよ。

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まとめ

ここでは、売却時によくあるストレス原因や対処法について紹介いたしました。

ストレスが売却に良い影響を与えることはありません。

ストレスを抑制して良い結果を得るには、家族と話し合い、準備を徹底し、信頼できる業者を見つけることです。

不動産業者は「イエウール」や「イエイ」などの一括査定サイトを活用し、たくさんの業者と会って決めるようにしましょう。

そうすれば、実績が豊富で相性の良い業者を見つけることができます。

ここで紹介した内容を参考にして、早速マンション売却を進めていきましょう。

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